殆どの病院において、看護師が十分に足りていないことは大きな問題です。
原因は様々ですが、その一つとして仕事に追われる看護師の厳しい労働環境があります。
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看護師による医師の補助行為が認められ、看護師一人にかかる仕事量が増加し、勤務時間も長くなってしまい、簡単に休みを取る事も出来ませんので、疲れが溜まってしまいます。
また、シフトを組んでの勤務形態は夜勤を避けることができず、子供の出産を期に職を辞する人も多いのです。
法律において、看護師というものは医師の診療を補助する役割を担うということが決められています。
看護師の医療行為というものは実は認められていないのですが、例外として医師の指導のもとであれば許可されているものもあります。
しかしながら、患者さんの状態によって、緊急事態には、看護師の経験や知識にもよりますが、一部の医療行為を認めるべきだと思っています。
病院で看護師として働くために資格取得は絶対条件ですが、その難易度はどの程度だと思いますか?調べてみると、看護師国家試験の合格率は90%近くが毎年合格できているようです。
試験内容も、今までの授業で普通に勉強していた人だったら十分に合格できるものですので、そこまで看護師の資格取得は難しいものでもないようです。
注射や採血は看護師が行う仕事の代表的なものです。
好んで注射や採血をしてもらうような人は稀でしょうが、実際に打たれるとしたら痛くないよう、上手に打ってくれる看護師に処置して欲しいと思うのも当然でしょう。
でも、注射針を刺すのは看護師の腕次第ですから、上手な人もいれば、残念ながら、何度も刺し直されたり痛くされてしまう事もあると思います。
これは運でしかありませんから、上手な人に処置してもらえれば幸運と思うくらいがいいかもしれないです。
少々手間もあるのですが、利点が多い看護師の能力評価については、実行している病院がほとんどのようです。
個人ごとの能力を測ることを目的に、評価の基準になるものを、しっかりと一から作った病院もたくさんあります。
能力評価は、月々に行なう所や、一年に一度だけということもあります。
このようにして、月一度なり年一度なりで評価を受けると、自分がどれだけ能力があがったか、次は何を目指すか、というように考えることができますし、やる気や、スキルのある看護師にとっては、とても良いシステムでしょう。
シフト勤務で働く看護師にとって夜勤は必須ですが、夜勤の仕事で体の健康を害してしまうのであれば、日勤のみが可能な職場もあります。
忘れてはいけないのが、夜勤の際の深夜労働手当てが支給されないので、夜勤で働く看護師より結果的に給料が減ることがあります。
今後の人生設計や体調を考えて、年収が下がっても、転職するのかどうか、後悔しないようにしっかりと計画する必要があります。
昼夜を問わず病院で働き患者の状態を見る必要のある看護師はほぼ確実に夜勤があります。
実際、夜勤はどのようなシフトで動いているかというと、2交代制か3交代制かでまた違っています。
2交代勤務の場合、勤務時間が17時間近くなります。
3交代勤務での夜勤となると、夜勤の時間は短めですが、休みと出勤が短時間で区切られた過酷なものになるケースもあるようです。
希望する病院がどちらの交代勤務で動いているのかを前もって知っておいた方が良いでしょう。
現在わが国では、インドネシアやフィリピン、ベトナムとの間で結ばれたEPA(経済連携協定)に則って、来日した人々を外国人看護師候補生として受け入れるということを行っているのです。
とは言え、看護師国家試験の勉強をして仮に、3年かかっても不合格だった時には、帰国しなければならないと決まっています。
病院などで就労や研修を行いながら、日本語を学習し、それに加えて、あわせて、国家試験対策をしなければならず、かなり過酷な条件であると言えるでしょう。