ミュゼ 市川
子供のころから看護師になるのが夢だったのですが、色々と事情があって就職し、しばらくOLとして会社に勤めていました。
ですが、やはり看護師になりたいという夢を諦められなかったです。
思い切って転職して、無資格でも働ける医療施設などで働く事も出来ますが、どうせなら、しっかりと資格を取って働きたいと思っていたら、看護助手として勤務しながら資格も取れるそうなのです。
この方法で看護師の夢を叶えたいです。
ハードでありながらも、大きなやりがいを得られる看護師の仕事ですが、最もやりがいを覚えるのは患者さんが元気になって退院していくだけでも嬉しいのに更に、後に改めて病院まであいさつにきてくれた時です。
それに、やはり患者さんの家族の方から笑顔でお礼を言ってもらえたりすると、大変に感動したりします。
世間で言われているように、看護師の仕事はかなり辛いものです。
ですから、仕事からやりがいを得られない場合は、辞めてしまおうと思って、悩むでしょう。
たいていの場合、看護師の人間関係は良くないなんてことを、聞いたり実感したりすることがあるかもしれませんが、職場に占める女性の比率がとても高いということが、その主な理由であると考えても良いでしょう。
なにしろ、女性はすぐにグループを作って顔を合わせる度に、娯楽として誰かの悪口に励んだりもするでしょうし、仕事場にいる殆どの人が女性、といった場合には頻繁にそんな光景も見られるでしょう。
そんな職場の人間関係がわかってくると少々げんなりすることもあるかもしれませんが、女性ばかりという環境ではそうなってしまい易い、ということを知っておくだけ知っておいて、一歩離れた所から対処する姿勢を保つのも手です。
看護師は大変な仕事というイメージがすっかり定着していますが、看護師の平均寿命が特に短い、といったことはないようです。
でも、夜勤もあって規則正しい生活が難しいこともあり、うまく睡眠をとれずに寝不足になったり、疲れから具合を悪くしたり、ストレスでまいってしまったりすることはあるようです。
そんな仕事ですが、ずっと看護師をしていると、自然にそれなりの知識もついてきますから、人の身体がどんな具合か、だけではなく、自分自身の身体や健康についても状態を自覚したりできるようになります。
病院での勤務というと、病棟勤務と外来勤務がありますが、子育て中であれば外来勤務を選ぶと良いでしょう。
日勤だけですので、保育園や学童を利用して働くことが可能になります。
それに加えて外来勤務においては、夜勤はないですし、多くの場合は土日と祝日はお休みになります。
外来勤務が忙しくなるかどうかは、病院による部分もありますが、例えば人気のある診療科だったりしますと大勢の人で待合室が飽和状態になるほどで、対応には時間がかかるでしょう。
クレームが入ることもよくあります。
求められるスキルもどの診療科で働いているか、どういう病院かによって大きく違ってくるはずです。
様々な病気を患い心細い患者にとっては笑顔で患者一人一人を支えてくれる看護師は、時には医師よりも信頼が持てる事もあります。
ですが、勤務実態を見ると過酷な労働状態になっていることも少なくありません。
覚えておかなければいけない仕事や繰り返しのチェックなど優しい言動とは裏腹に、ひどく緊張しストレスを感じている場合もあります。
ですから、看護師によっては鬱を発症するケースも多いそうです。
看護師に多いのですが、真面目で責任感が強いタイプやこれといったストレス発散方法が無いという場合は、特に注意が必要になります。
看護師という仕事が激務であることには異論の余地がありません。
中でも病棟勤務ともなると、症状の重い患者さんを受け持つこともあるのですが、急に容態が変化してその処置に大わらわになったりしますし、術後でまだよく動けない患者さんの、身の回りの世話をするのも担当看護士が任されます。
急に手術の予定が入るようなことはしょっちゅうですし、夜間は夜勤業務の人ばかりで人手が少ないのに何度もナースコールが鳴って、対処が必要になったり、少々混乱してしまいそうなくらいにゴタゴタする夜を過ごすこともあります。
夜勤で決まって体調を崩すようであれば、日勤のみという条件で転職するのも間違いではありません。
でも、注意点ですが、夜勤労働の手当てが入らなくなるので、夜勤で働く看護師と比べて収入が少なくなることがあります。
将来や体調を踏まえ、収入を下げてでも日勤を重視するのかどうか、じっくりと考えて決めましょう。